ラ・グランターブル・ドゥ・キタムラ

7月に入りました。名古屋の暑い夏は食欲をなくされる方が多く見受けられます。
７・８月は食欲をそそる夏ディナーコースをご用意いたしました。

健康的な野菜を多く使用し、食欲を増進させる「盛夏の健康ディナー」　￥１０，０００と

この時期に美味しい海の幸を使用した
「海の幸のデギュスタッションと三重県産・鮑のディナー」　￥１８，０００をご用意いたしました。

詳しい内容は「特別メニュー」をクリックしてください。

「海の幸のデギュスタッションと三重県産・鮑のディナー」のデザートには、パティシエのワールドカップ
「クープ・ド・モンド２００５」の日本代表、「ガトー・デュラ・メール・スリアン」の栗本佳夫シェフの協力で、「クープ・ド・モンド２００５」栗本シェフの出品デザートをご用意いたします。

栗本シェフは現在、名古屋市中区橘にて、「ガトー・デュラ・メール・スリアン」のオーナーパティシエとし活躍されておりますが、北村が「ミクニナゴヤ」料理長時代にパティシエとして腕を振るっており、北村の料理を熟知したパティシエです。レストランデザートとして提供される、栗本シェフのデザートを是非お楽しみください。

「ガトー・デュラ・メール・スリアン」
名古屋市中区橘１－４－１２　℡（０５２）３３２－２４７7
http//www.souriante-nagoya.net/

今日は予告なくサプライズなお客様が来店されました。
パークハイアット東京、六本木ヒルズクラブで総料理長を務め、現在二期リゾートの取締役統括料理長の宮崎康典シェフです。
お一人で当日予約男性。このパターンは同業者の可能性大です。おそらく同業者だなと予想しておりましたが、来られてびっくり宮崎シェフでした。河和に所用で来られ時間が空いたのでと突然の来店でした。

同業者（特に大先輩のシェフの方々）のみなさん、予約の時に名前だけでなく、素性も明かしてくださいね。突然来られるとびっくりします。

今日のスペシャルゲストはこのパンではなく、神戸 コム･シノワの西川功晃シェフです。3月の5周年記念ウイークの期間、神戸から美味しいパンを送ってくれた「ヨーロッパ修行時代の仲間達」のシェフの一人です。昔話に花が咲き、北村と二人で話しこんでいるうちに、神戸への最終電車の時間が迫ってきて、本人の写真をお撮りするのを忘れてしまいました。お土産に頂いたパンのみのお披露目です。又、西川シェフのパンを提供できるような企画を行いたいと思っております。よろしくお願いします。

パンだけではキタムラのブログらしくないので、今日の料理を２品。

友人の石原良純さんから宅急便が届きました。何だろうと思いながら箱を開けてみると、石原裕次郎さんの写真集と焼酎が入っていました。7月5日に営まれた良純さんの叔父様故石原裕次郎さんの23回忌法要で抽選で選ばれた５万人にプレゼントされたあの焼酎と写真集です。当日の法要の内容はテレビ・新聞等で大きく報道されておりましたので、既に皆様ご存知の事と思いますが、この記念品は5万人分の用意に対して、75万人が応募したそうです。既にプレミアがついているという噂もありますが、さすがは身内の良純さん、応募していない私の分も用意してくださいました。

お店に入ってすぐ、レセプションの横に飾っておきます。ご注文いただいてもこの焼酎はお出ししませんのでご容赦ください。記念に大事に取っておきます。

今年3月までアドバイザーとしてお店を手伝って頂いた、小久保祐介氏が、東区泉のオレンジタウンにワインバーを開店しました。小久保さんはフランスで修行時代共にパリで過ごした先輩です。私は料理人として小久保さんはソムリエとして修行しておりました。私の同僚がジョルジュ・ブラン氏の息子だったことから、お父様に紹介していただき、あの名店「ジョルジュ･ブラン」でソムリエとして働いていました。帰国後は、得意のフランス語を生かし、ワインの輸入会社にて買い付けの仕事をされておりましたが、2年ほど前からアドバイザーとしてスタッフに加わって頂いておりました。去る6月23日にワインバーをオープンし頑張っております。とっても雰囲気の良いお店です。私共のお店からも近いので、アフターディナーのワインバーとしてご利用ください。

ワインとお料理　小久保
名古屋市東区泉一丁目１７－３　オレンジタウン２F
052-951-1500

現在、減量の為毎日1万歩を目標に歩いています。早朝に柳橋市場まで歩いたり、ランチタイムとディナータイムの間（通称アイドルタイム）やディナー終了後の深夜に東区・中区あたりを散歩しています。今日は、ちょっと遠出して覚王山まで歩いていきました。覚王山といえば、このブログを以前からお読みいただいている方はお解りでしょう。友人の「シェ･シバタ」の柴田シェフの店に行ってきました。栄のブロッサに彼のレストラン「ラ･シェット　ドゥ　シバタ」が移転リニューアルオープンしてから半月が経過しましたが、毎日多忙を極める彼に暑中見舞いに伺いました。帰りにパティシエの勉強にと、ケーキを数点買って帰ってきましたが、減量中ですので私は一欠けらづつの試食に留めました。

今週は梅雨のあいまをぬって庭木の剪定を行っています。ふだん伸びてしまった木々はスタッフが刈っておりますが、年に１～２回プロの庭師さんにお願いして手入れしていただいています。営業時間中もお客様のご迷惑にならないよう作業を続けておりますので、ご迷惑をおかけすることがあるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

まもなく梅雨明け。本格的な暑さを迎えると、食欲が減少しフランス料理から遠のいていく方が多くなりますが、そんな方々にも美味しく召し上がって頂きたく、日々新しい料理を試作しております。
そこで今日の一皿。

フルーツ（枇杷・フランボワーズ）を使用した冷たいオードブル。猛暑日でも涼しげな、食欲をそそる一皿です。

現在深夜１２：００過ぎ、全てのお客様がお帰りになられた後、キタムラにやってきた人達は、

絨毯クリーニングの業者さんです。
定休日のないキタムラでは、深夜誰もいなくなった店内で大規模な清掃が行われます。

千葉県からご来店頂いたお客様から、料理のリクエストを頂きました。コルドンブルーで料理を学ばれているお医者様で、東京・恵比寿　モナリザの河野シェフから聞いたジラルデのかってのスペシャリテをリクエストされました。実はこの料理は私がジラルデで働きだした1989年より前のスペシャリテで、ジラルデで私の先輩である河野シェフがいらした頃のスペシャリテでした。私も実際数回しか見たことのない料理でしたが、ジラルデの料理には元々レシピなどありません。その日その時そのお客様によってどんな料理もアレンジされていきます。私もそんなジラルデのやり方を見習って、日本風に言えば一期一会の精神で料理を作っております。コルドンブルーの授業でこの料理を再現されるとの事でしたので、いろいろとご質問を受けましたが、河野シェフと違ったレシピだったかも知れませんが、美味しい料理が出来上がるように名古屋から応援しております。皆さんも料理のリクエストがあればお申し付けください。

じゃが芋を纏った子羊肉のロースト

なかなか梅雨が明けませんが、8月はまもなくやってきます。真夏の猛暑の中、はるばる主税町までやって来ていただけるお客様の為、夏でも美味しいフレンチを日々試行錯誤しながら考えております。そこで今日の夏料理。夏の食材も取り入れた今年の新作フレンチです。

岡山県のエクルヴィスと長野県の杏を使用した、見た目も冷んやりとした前菜。

鱧、稚鮎、鱸と今が旬の魚。

伊勢湾産・伊勢海老　夏トリュフを添えて

牛フィレ肉のポワレ　サヴァラン型のブリオッシュと共に

フランス産・小鳩のロースト　食欲を増進する甘酸っぱいソース

毎年名古屋場所の前後には多くのお相撲さんが来店されますが、場所も終了した今日は出羽海部屋の普天王関が来店されました。同伴者からたくさん召し上がられるのでと注文があり、特大サイズの料理をご用意しました。

100ｇのフォワグラ　通常はこの半分です。

オマール海老は丸ごと一匹のロースト

魚料理は5種類のパナッシェ　5色の野菜のクーリーソースで

圧巻は特大250ｇの特選和牛フィレ肉のポワレ

なんとシェフが小さく見える。ちなみにシェフは毎日1万歩のウオーキング効果で10ｋｇの減量に成功しました。リバウンドのないように注意し、目標はあと10ｋｇ　合計20ｋｇの減量です。