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二人の師匠

昨年亡くなられた岐阜会館 元総料理長 北山さんを偲ぶ会が、行われました。
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北山シェフは、北村が15歳で料理の世界に入った時に仕えた最初のシェフで、包丁の持ち方・使い方は勿論、社会人として必要な事を教わった偉大な師匠です。特に母子家庭で育った北村にとっては、料理界においての父親でもあります。北山シェフのご子息も「僕たちよりも竜二君のことを可愛がっている」と仰られる程でした。
本来なら岐阜で行われるべき会ですが、故人が一番可愛がった弟子の店でと岐阜料理界の重鎮の皆さんが、集まりました。
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この会のメイン料理として用意したのは
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北村が30年前岐阜会館の入社式でご馳走になった、当時の北山料理長の牛フィレ肉のポワレの再現です。

そして、この会に出席していたもう一人の師匠がいます。
可児市のリリアーヌの大脇シェフです。
北村がフランスへ渡る前、各務原市のビストロ セザールにて料理長の大脇シェフの影響を受け、フランスへと渡る決意を固めました。
そんな大脇シェフも今年還暦を迎えられ、お祝いに何を送ろうか考えた末、
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やっと見つけたのが赤いコックコートです。現在リリアーヌはフランス修行から帰国した息子さんが腕を振るっておりますが、まだまだ現役で頑張ってください。